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本と酒と怠惰

通院日。

注文していた本が届いて、ご機嫌。

お酒が切れている、困った。

久しく小説を読んでいないので星新一をぱらぱらぱらりと捲ってみるのだけれど、いまいち乗り気になれず。あの、新潮文庫の、限定カバーのやつ。夏は各出版社がんばって色々キャンペーンをやられるので大変うれしい季節である。すっかり涼しくなって、夏の気配は希薄。これまたうれしい。わたくしは冬がすき。雪の上をしゃくしゃく歩む時ほど楽しいものはない。滑りそうな、危険と隣合わせの感もまたよし。今年こそ、雪を着られた金閣寺か銀閣寺を見てみたいもの。近くにいると、どうも名所と呼ばれる場所になかなか行かない故に観光客様のほうが住んでいる場所に詳しかったりするというのは昔、北海道の知人から聞いた話。彼は今どうしているだろうか。彼こそ危険と隣合わせの日々を送っていたから、生きているかどうか。ああ、もう一人の、兄と慕っていた方もまた同じ。死んだ者。生きているのか死んでいるのか不明な者。そんな者ばかり漂っている。