読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

_

本と酒と怠惰

十九

七月に入った途端、ウィルス性腸炎に罹るという災難。所謂、お腹の風邪。幸い、軽いもので一度、点滴を打っただけで済みそう。

愛猫のしらたまは相変わらずの元気っぷりで、それが私を落ち込ませない。プラス、婚約者の存在が私を生かす。

本は買うばかりで読めない日々が続いているが別段、調子が優れないわけではなく、お出かけが頻繁になった所為。外の世界へ向けて開かれている感じが心地好い。世界はこんなにも美しい。同時に、失う怖さ。永遠も絶対もないけれど、それでも信じられることができる。そういう人に巡り会えた幸福を素直に受け入れればよいものを、この性格はどうしたものか。喜びだけではなく、不安も常に携えて。それは人間の性なのかあるいは。